タージマハルエベレスト天王寺店

9月1日、空堀町にインド・ネパールのレストランがオープン

本場の料理が手軽に味わえる

ネパールから来たサポコタさん親子が切り盛り

パパのルムナトさん(奥)、息子さんのルマナトさん、ママのサンタさん
パパのルムナトさん(奥)、息子さんのルマナトさん、ママのサンタさん

 
本場の味を手軽な価格で」がモットー

 「こんなところにインド料理店が…」、お店の前に立ってしげしげと眺めていたら、外国人の女性が現れた。「いつからオープンしたのですか?」と尋ねると、困った表情。「English?」と聞くと、若い男性の前に連れていかれた。パパ・ママ・息子さんの親子で経営しているお店だという。

 親子3人はネパールのカトマンズから今年2月来日し、9月1日この店をオープンさせた。パパのサポコタ ルムナトさんはカトマンズで料理人として腕を奮っていた。その腕前はメニューを見れば一目瞭然。メニューブックには実にたくさんの料理が並ぶ。

●カレーならチキン・キーマ・アルパラック・ブラウンマサラなど全30種類がラインナップ。インド料理店でも、これほど多く揃えている店はそうあるまい。

●焼きたて熱々のナンもプレーン・チーズ・ハチミツほか12種類。いろいろな種類があることを今回初めて知った。 

●タンドリー料理もサモサ・タンドリーチキン・シシカバブなど10種類。

 しかも、お値段が良心的。お昼のランチなら、スープとサラダ付きのカレーライスランチが590円(以下すべて税込)、その日のカレーにナン・スープ・サラダが付いた日替わりランチが690円、ほかにAランチ800円、Bランチ950円、Wカレーライスランチ980円など、セットメニューはCランチ以外はすべて千円以内。

 夜も、手軽なディナーセットが1,280円。ガッツリ食べられる2時間食べ放題はひとり2,500円だ。

 カレーは体にいい薬膳料理。美味しく食べてもらい、さらに気軽に通ってもらえるよう、お財布にやさしい価格を設定している。

 

カレーの辛さは、子ども用から激辛まで6段階で調整可能

 辛いのが苦手な人でも大丈夫。また子ども連れでも来てもらえるよう、カレーの辛さも子ども用から激辛まで6段階でオーダーできる。


 

日本語を練習中、毎日の接客が練習の場

 ママはサンタさん、19歳の息子さんはルマナトさんという名前。ご夫婦には子どもさんが5人いるそうだ。子どもさん4人をカトマンズに残したまま、今年2月、3人で来日。注文を受けたり説明したりはなんとか日本語でこなしているが、3人とも日本語はほとんど話せないに等しい。

 しかし、来日半年で店をオープン。いったいどうやって…? またなぜ玉造に…?言葉がしゃべれないというのに、完璧な日本語メニューと説明文。「friendはいるの?」と聞くと、「トーキョ(東京)に」。なんだか不思議??

 ママのサンタさんがタブレットを手繰りながら、カトマンズの家族の写真を見せてくれる。手振り身振りと、片言の日本語と英語での会話ながら、サポコタさんたちのやさしさは話の中から伝わってくる。

 

チェーン展開するナマステグループの新店

 店前の看板には「タージマハルエベレスト」、しかしチラシとサポコタさんの名刺には「ナマステタージマハル」と。店名はどっちが正しいのだろうか。

 帰り際、お店の名前を確認するつもりで「タージマハルエベレストですよね?」と念を押すと、パパのルムナトさんがチラシを指さした。そこには、「ナマステ タージマハル」グループ15店舗の店名がずらり。大阪の梅田スカイビルや阪急高槻、京都の烏丸や今出川、兵庫の新神戸など、繁華街に出店している。後ほど調べてわかったのだが、「ナマステ タージマハル」「ニューナマステタージマハル」「タージマハルエベレスト」などの店名で、関西でチェーン展開する一大グループのようだ。一説には50店舗以上あるともいわれている。玉造のこの店はグループの新店というわけだ。

 

全店束ねるオーナーは奥様のお身内

 さらに、ルムナトさんは1枚の名刺を取り出し、書かれている名前を指さしたあと、15店のグループ全店に人差し指で大きな円を描き、「ゼンブ(全部)オーナー」と説明。名刺の「サポコタ ヤムラル」さんがグループを率いるオーナーということのようだ。

 「サポコタ? オーナーと皆さん、同じサポコタさんですね」とジェスチャーまじりで言うと、3人は笑顔を見せながら大きくうなずいた。ママのサンタさんのご兄弟にあたるそうで、「big boss!」と返すと、サンタさんは誇らしげな笑顔を見せた。

 

天王寺店はグループ傘下の新店

 なるほど、これで謎が解けた。3人は強力なツテを頼って日本へやって来たのだ。「ナマステ タージマハル」のグループ店だから、仕入れルートもメニューも支払いシステムも、そして、新店オープンに必要なこともすべて完璧に用意されていた。だから、来日してすぐのサポコタさん親子が店を出せたというわけだ。言い換えれば、グル―プ傘下のインド料理店だから、味も価格もお墨付き。3人が日本語を話せないからといって心配することなどないということ。

 玉造の空堀町(からほりちょう)は繁華街とはほど遠いが、地元に愛される店を作ろうと、ここに出店したのだ思う。おいしいカレーと親子3人の温かな人柄、一度行けばファンになるはず。玉造に「タージマハルエベレスト」あり! そんなお店をめざしてほしい。


ランチに行ってきました

 日曜のお昼に伺いました。12時には店内はほぼ満席。若いカップル、親子連れ、学生さんたちでにぎわっていました。私は、200円別途払って、Bランチのナンをチーズナンに変更。お持ち帰りセットもオーダーしました。Bランチのチキンカレーもバターチキンカレーもいけます。特におすすめなのがチーズナン。たびたび食べたい、そう思わせるクセになるおいしさです。近々また行きそうです。


右端にグループ15店の店名が書かれている
右端にグループ15店の店名が書かれている

 

2015年11月20日

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天王寺区空堀町16-13第2和光ビル1階(地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」2番出口から歩いて5分。大阪明星学園の正門へ上がる、坂の上り口。店の横にコインパーキングあり

Tel06-6764-1883

ランチ 11:00~14:30、

ディナー17:00~22:30

月曜はランチのみ、夕方休業


玉造の最寄駅

JR環状線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造元町1-40

地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造本町1-2

「真田丸」はここだ! 玉造地図

大阪歴史博物館が推定した真田丸跡をめぐりながらお店めぐりも。

愛用のカメラとICレコーダーです
愛用のカメラとICレコーダーです

玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。