真田山歯科

廊下の左側に個室が4つ並ぶ
廊下の左側に個室が4つ並ぶ
歩道からも中が見える
歩道からも中が見える
受付とキッズコーナー
受付とキッズコーナー

123日、玉造に新しい歯科医院「真田山歯科」がオープンした。

全室個室。中に入ると、30インチのディスプレイと最新の治療台、うしろには白のキャビネットがずらり。なんと贅沢な空間! ハイソな気分にさせられる。

廊下の手前2つの個室がメンテナンスルーム歯磨き指導を受けたり、歯のお掃除をしてもらったり、定期管理を行う部屋だ。奥の個室2つは診療室虫歯や歯周病など、歯の治療はこちらで行う。

 

「こんにちは」とさわやかな笑顔で現われたのは、ドクターの森下陽介さん。「真田山歯科」は、森下さんと、森下さんの大学時代の先輩である増井幸則さん、このおふたりの歯科医師が運営している。

同医院の一番の特長は、予防に力をいれていること。

「症状があるときだけ歯科医院に来ていると、80歳になったときに残っている歯は0本。つまり総入れ歯の状態です。それに対して、定期検診を受け続けた場合、80歳では平均23本残ります。驚きましたか。これは統計できちんと証明された数字です」。

日本の歯科医療はずっと疾病医療で進んできた。歯医者とは痛くなった時に行くところであり、虫歯になったら、削って詰める。歯がぐらぐらしてきて、歯周病が進めば、入れ歯を作る。それが歯医者だと思われてきた。しかし疾病医療では、いったん悪くなった歯を元にもどすことはできない。

「歯は万病のもと」という言葉もあるように、歯は全身の病気と深くかかわっている。たとえば、歯が痛くて、噛めなければ、内臓への負担が大きくなり、内臓疾患へとつながっていくし、歯を失えば、やわらかい糖質中心の食事になることから糖尿病にかかる確率がぐんとあがる。また、最近の研究によれば、歯周病を起こす歯周病菌は動脈硬化や心臓病、肺炎など、身体の全身に深刻な病気を及ぼすことがわかっている。

80歳になっても自分の歯を20本以上残しましょうという8020(はちまるにいまる)運動がここ数年前から広まり、予防医療がクローズアップされている。

「予防をしっかりすれば、虫歯や歯周病が発症しない、あるいは進行を防げ、自分の歯を一生涯残していけます。当院は予防を第一に考えた歯科医です。治療後に再発しないよう、また、健康な状態を維持させていくためのメインテナンス、定期管理を重視した医院です」

「患者さんとは一生のおつきあい」と考える真田山歯科では、最初に、口の中の写真をさまざまな角度から撮影し、スタート時の状態を確認する。同時に唾液検査をすすめている唾液の分泌量や、歯を守る機能(緩衝能)の力を測ることで、虫歯にかかる確率、すなわち「リスク評価」ができるからだ。

リスク評価が高い人は、虫歯にかからないよう、こまめにメインテナンスを行う必要がある。リスク評価が低ければ、もし虫歯の兆候があった場合でも、高濃度フッ素で手当すれば、もとに戻ることもあるという。リスク評価がわかっていれば、個々の患者さんに応じて、よりよい手当を提供できるというわけだ。

 

 

一般的に、予防のために重要なのは「ブラッシング」「日常生活」「プロフェッショナルケア」の3つである。真田山歯科には、定期管理を担う歯科衛生士が3名常駐。患者さん個々にあった歯ブラシを処方し、それぞれに応じた磨き方を指導する一方、自分自身はで取り除けない歯石や歯垢を除去し、プロフェッショナルの処理を行っている。また、食事の取り方、たとえば、常に何かを食べているような食べ方や、甘いものの食べ過ぎなど、食生活の習慣もチェック。全方位で、一人ひとりの患者さんと取り組んでいく。

 

院内環境はバツグン

土曜日曜も診療する

10年後、20年後には予防医療は当たり前のことになっているでしょう。でも現時点では、予防を前面に出している歯科医は少数です。というのも、予防は歯科衛生士の分野ですから、歯科医の出番はありません。自分が主役でいたい歯科医には予防医療は楽しくないでしょ(笑)。なにより問題なのが、日本の予防意識は欧米なんかと比べるとかなり低く、定期検診への理解が不十分であること。定期検診のために多少お金がかかったとしても、自分の歯が生涯残せ、トータルで見れば費用も痛みも少なくて済むんですよ、いいと思いませんか。でも、その理解を得られるまでには、時間がかかりそうです」

建物のまわりには40種類以上の植物が植えこまれている
建物のまわりには40種類以上の植物が植えこまれている

今の時点でいえば、予防医療の道は、なじみの薄いイバラの道だ。それでも、あえて、森下さん増井さんが険しい道を選ぶのは「健康で幸せな生活を過ごすには、予防歯科が必要不可欠と信じているからです」

理想を胸に刻んだ、時代の先駆者であるだけに、心は熱い。その熱血ぶりは院内の設備にも表れている。

全室個室はその一例。治療方針を相談したり、プライベートな問題を話したり聞いたりするには個室が一番。同医院は保険医療機関であり、個室にも利用料金などかからない。良心的に、より良い環境を提供したいという。

また、消毒室と滅菌室を別々に分け、ワールドスタンダードを基準に滅菌消毒を行っている。さらに、消毒できない器具や機械にはバリアフィルムを巻いて感染予防。治療中に使用する水も無菌の清浄水と、院内環境の整備はバツグン。

また、毎月1日と2日だけお休みで、あとはすべて開けている。「会社を休んでまで定期検診にと考える方は少ないでしょうから、土曜日も日曜日も祝日も診療することにしました

 他の歯科とはちょっと違う、それは玄関からも伺える。40種類以上の植物におおわれ、立ち止まって、眺めたくなる外観だ。枯らさないためには、こまめなメインテナンスが欠かせない。同院の歯科方針そのものである。

 

玉造は祖母との思い出の場所

開院するなら玉造で

森下さんは、おばあさまを訪ねて、子どものときから玉造に遊びに来ていたそう。

小学校1年生のときには、寝屋川の自宅からひとりで玉造まで来ていました。三光神社の夏祭へ行ったり、スーパートーエイ、今はサンドラッグに代わっていますが、その隣にあった映画館でまんが映画を見たり、玉造は懐かしい場所です」

真田山歯科のロゴマークの木は、漢字の「幸」から作った
真田山歯科のロゴマークの木は、漢字の「幸」から作った

埼玉県の明海大学歯学部を卒業後、歯科医院で7年間勤務し、夢を叶えて開院に踏み切った。自分の医院を持つなら、玉造と決めていた。

「文教地区で、子どもをお持ちのお母様が多いですよね。ぼくは子どもを持って、考えや行動が変わりました。こどもの矯正に関心を抱くようになり、こどもの歯ならびの育成は早ければ早いほど負担が少ないと確信しました。玉造の皆さんにこのことをお伝えしていきたい」と語る。

 森下さんのユニフォームの左肩を見ると、フクロウのワッペン。フクロウは知のシンボル。これからもずっと勉強を重ねていく決意を示すとともに、患者さんとともに育っていきたいという願いをこめて、フクロウを選んだという。

 そして、真田山歯科のオリジナルのロゴマークは、漢字の「幸」をモチーフにした木のイラスト。「自分のまわりの方々に幸せになってもらいたい」というおふたりの熱い思いが込められている。

 最後に、診療室と森下さんの写真撮影をお願いしたところ、「来院していただいた方に『サプライズ』を残しておきたいので、写真はご勘弁ください」という返事が。

 行けば必ず、診療環境のすばらしさにも、イケメンの森下さんにも、あっと驚くことだろう。

 「真田山歯科」は時代を先取りした次世代歯科医のレジェンドだ。

 

20141130

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大阪市天王寺区玉造本町9-1

フォレスト真田山1階

JR玉造駅から徒歩8分。

玉造筋を隔てて

デイリーカナートイズミヤ玉造店の斜め前)

Tel 06-6710-4184


午前診 毎日9001300

午後診 毎日14301900

休診/毎月1日と2日


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愛用のカメラとICレコーダーです
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玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。