自家焙煎コーヒー「くまきち」

コーヒーマイスターが淹れる

スペシャルティコーヒー

 

4月1日オープンした「くまきち」。ガラス越しに見える赤い機械はコーヒーの焙煎(ばいせん)機。生豆(なままめ)をローストして、こんがりコーヒー色の豆に仕上げる機械です。コーヒーの味を決めるのは豆の品質はもちろん、焙煎技術が要だといわれています。

 「くまきち」は自家焙煎コーヒー豆の販売と、喫茶の店。最大の特長は、コーヒー豆の最高峰ランク、そのなかでも希少価値がきわめて高いスペシャルティコーヒー豆を仕入れていること。その希少な豆を、オーナー&店主の前田典彦さんが腕によりをかけて焙煎しています。

 焙煎機の前に立ち、釜の中の温度と風の流れ、ガスの圧力をコントロール。

「ねらった味を出そうとすると、11秒目が離せません」。釜から出したら、豆を急速冷却、さらにお盆に広げて1粒ずつハンドピックで欠点豆を除去し、最後は試飲のカッピング。「作業が深夜まで続くこともしばしば。焙煎が終わると倒れそうです」。前田さんは焙煎機の上にノートを置き、1分ごとの温度や状態を3年間欠かさずつけています。積み上げてきたデータの記録と、五感に刻み込んだ記憶、そしておいしいコーヒーを求める強い気持ちが前田さんの焙煎を支えています。

 喫茶コーナーでは前田さんが淹れた自家焙煎コーヒーが飲めます。ポットで出てきて、カップでゆうに2杯分。居合わせたお客さんは笑顔で「ブラックで2杯ごくごく飲めた」と。

 「くまきち」のスペシャルティコーヒーは甘みも、フルーティな酸味も備え、味がしっかりしています。


  昔から情報雑誌「SAVVY(サヴィ)」を愛読していた前田さん。おいしい店をハシゴしながら、コーヒーは全国から豆を取り寄せ飲み比べ、コーヒーカップや器具などお気に入りを蒐集。自分がコレと思うと、夢中になる性格だとか。コーヒーの知識を高めていく中で、焙煎を学び始めます。奥の深い世界に魅せられ、本当のコーヒーを提供したいと開業に踏み切りました。

コーヒーマイスター認定証
コーヒーマイスター認定証

 店の名前「くまきち」は、子ども時分に持っていたぬいぐるみのクマの名前。店のシンボルカラーの赤は前田さんの好きな色。コーヒーカップは長崎と佐賀で買い付けてきたもの。ケーキは…、テーブルは…と、1つずつにこだわりがあります。

 ドアを開けると、のんびりとした雰囲気。笑顔の前田さんの胸にきらり光るのは、プロのコーヒーマンの証「コーヒーマイスター」の認定バッジ。1杯のコーヒーを徹底的に追求しつつ、それをゆるりと楽しめるのが「くまきち」です。オープン1ヵ月で常連さんも次々とでき、好調な出足。お客さんにコーヒーの持つ多面的な魅力を伝えていきたいと語ります。

201359日取材)

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玉造との縁は?

曽祖父と祖父がこの場所に住んでいました。僕のお宮参りは玉造稲荷神社。

今回、父の家を店にしました。

 

お店を外から見たら、

煙突が3階まで続いていたので、びっくり。

「水出しコーヒー」。アイスコーヒーはこの器具で12時間かけてドリップ

豆もしくは粉で持ち帰るときの袋。

ガス抜きのバルブが付いた高機能の保存袋


 

本格度 ☆☆☆☆☆   こだわり度 ☆☆☆☆☆   店主の魅力 ☆☆☆☆☆

大阪市中央区上町1-26-14(地下鉄玉造駅1番出口から西へ徒歩15分、谷町六丁目駅7番出口から東へ約5分) TEL06-6761-1096 /8:30~19:00、日曜休み。 

 

前田さんの玉造でのお気に入り

● 「ル・ピノ 玉造店」(清水谷にあるケーキショップ。どれもおいしい)●サロン・ド・テ・コーイチ 真田山店」(チョコ系のケーキが好き。シェフを尊敬しています)  ● 「さくやこ治療院」(刺さないはり治療。院長先生は“女性の味方”、妻が通っています)

 

「くまきち」コーヒーから徒歩10分足らずの場所に、自家焙煎「ヒロフミフジタコーヒー」が2013年11月オープンしている。

玉造の最寄駅

JR環状線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造元町1-40

地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造本町1-2

「真田丸」はここだ! 玉造地図

大阪歴史博物館が推定した真田丸跡をめぐりながらお店めぐりも。

愛用のカメラとICレコーダーです
愛用のカメラとICレコーダーです

玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。