chigumu(チグム)

8月オープンのブティック

韓国で仕入れてきた洋品雑貨が並ぶ


パンツ・スカート・小物類も充実
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「レースの部分使いが韓国で今人気」と小出さん
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こんなかわいいストラップも!
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カチューシャは花のデザインが今年の人気
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ブレスレットで今一番売れてるのはこの商品
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 日之出通商店街を抜けて、鶴橋までもうひと息、そう思って前を見ると、洋服を並べた店「chigumu(チグム)」があった。店頭には色とりどりの洋服が並び、1500円・2500円と書かれたPOPが見えた。

 店に並ぶ洋服・バッグ・靴・帽子・アクセサリー・小物、これらすべて、オーナー店主の小出(こいで)麻衣さんが韓国で買い付けてきたものだ。

 韓国通ですねと話しかけると、「いえいえ、韓国語は全然しゃべれないんです。それに、もともと洋服には興味がなかったんです…」と意外な返事が返ってきた。

 

小出さんの経歴は異色。新卒で介護の世界に入り、病院やリハビリ病院で働いていた。4年ほど前から気分転換に、年に数回韓国へ遊びに行くようになった。最初の頃は観光がメイン、やがて東大門市場や南大門市場で洋服やアクセサリーを見てまわるようになり、気が付くと問屋街に足を踏み入れていたそうだ。

10年を区切りに、介護の世界をいったん離れて、別のことをしてみたかったんです。それで、思い切って仕事をやめました」。20135月、小出さん33歳のときだ。

これから何をしようかと考えたときに浮かんだのが、韓国の問屋街。

「そうだ! 仕入れたものを店で売ろう」と思ったという。

仕入れや販売の経験もなければ、もちろん店を経営したことなどない。スポンサーもアドバイザーもいない。本当に、ズブの素人が、よくまぁ、そんな大きな決心ができたものだ。

親ごさんは反対しなかった?と聞くと「いつもひとりで決めていましたから」。

 

自転車で大阪市内を駆け巡り、自分でリサーチしながら店舗をさがしまわった。そうして、玉造の今の場所を見つけたそうだ。

 しかし、それからが大変。5坪の店をいっぱいにするだけの商品を韓国で買い付けて持って帰り、店で値付けしたり洋服をディスプレイしたり、ひとりでてんやわんやの大忙しであった。

 

 店を始めるにあたって、小出さんが決めたことがある。

 ●仕入れてくる商品は、デザインがよくて、素材がいいもの。

1点もので仕入れて来て、よそにはない商品をめざす。

 ●次もまた来店してもらいたいので、無理強いはしない。

 

 オープンから約1年。自分の見立てた服を「かわいい!」「すてき!」と喜んで着てくれるお客さんがいる。それがなによりの励みだという。

「いま、ファッションの流行は日本よりも韓国のほうが一歩先に進んでいます」。ソウルへ23日で仕入れに行くと、眠る時間も惜しんで問屋をまわり、200着近い洋服を持って帰るという。

 お店には固定客がついてきた。商品もさることながら、小出さんのやわらかな応対や、素朴な人柄に魅かれる人も多い。介護の世界で養った忍耐と笑顔、それに持ち前の明るさ。彼女に魅かれて、毎日のように店をのぞいて行く人もいる。

 

 最後に何か他に言っておきたいことはありますか?

子育て中のママさんたち、お子さんを遊ばせながらゆっくり見ていただけますよ。それから、K-POPのお好きな方もぜひ。私も大好きなんですが、お客様同士で話が盛り上がることもあり、楽しいですよ。若い方から年配の方までお買い物していただけます。ぜひ一度来てください!」

 

店名の「chigumu」は韓国語で“今”という意味。したいことをして、今を懸命に生きる、小出さんの生き方そのものがこの言葉に込められている気がした。

 2014617

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大阪市天王寺区玉造元町19-1 玉造新日ビル1

TEL 080-7010-6948

11001900 年中無休(韓国へ買い付けに行くときは休業)


鶴橋に向かって日之出通商店街をまっすぐ。アーケードが終わり、前を見ると右手に。

玉造の最寄駅

JR環状線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造元町1-40

地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造本町1-2

「真田丸」はここだ! 玉造地図

大阪歴史博物館が推定した真田丸跡をめぐりながらお店めぐりも。

愛用のカメラとICレコーダーです
愛用のカメラとICレコーダーです

玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。