なにわの宮リレーウォーク第4弾「大坂の陣の戦跡をめぐる」

 

 

 

全6回コース

第1回と第3回は玉造


三光神社
三光神社
「越中町」の旧町名継承碑
「越中町」の旧町名継承碑

毎回テーマを決めて歴史ウォークを行っているなにわの宮リレーウォーク。もともとは2012年、難波長柄豊碕宮完成1360周年記念に開催された歴史ウォークがそのはじまり。上町台地に点在する難波宮ゆかりの場所をめぐり、第6回のゴールは難波宮というコースであった。

好評を集め、第2弾・第3弾が開催され、今年10月から4弾が始まる。今回は「大坂の陣の戦跡をめぐる」と、ちょうど時宜を得たテーマのもと、6回コースで大坂の陣ゆかりの場所を訪ね歩く

 

第1回は1019日(日)には玉造をめぐる。

豊臣大坂城の時代、玉造には大名らの武家屋敷があった。かつての旧町名の越中町には越中井(えっちゅういど)が残っており、ここは細川忠興(ただおき)の屋敷跡だといわれている。また、秀吉の晩年、五大老に就任した前田利家は慶長4年(1599)玉造の屋敷で亡くなっている。その前田邸は大阪女学院のあたりにあったといわれているが、はっきりとわからない。というのも、屋敷跡を示す史跡は、「越中井」以外、玉造にはなにも残っていないうえ、玉造のどの場所にだれの屋敷があったかを確認できる地図や史料もないため、今なお謎に包まれている。

唯一、手がかりとなりそうなのが旧町名。紀伊国町は紀伊国和歌山藩(紀州藩)の初代藩主・浅野幸長(よしなが)、半入町は、豊臣秀頼の側室お愛の父である青木半入、仁右衛門町は通称仁右衛門と呼ばれていた増田(ました)長盛と関係があり、屋敷があった場所ではないかと見られている。

歴史ウォークではこうした説明を受けながら玉造を歩く。何も知らずに歩いていれば、玉造は静かな住宅地にすぎないが、歴史の由来や説明を聞くと、俄然輝きを帯びてくる。ただし、関ヶ原の合戦後、状況は一変。豊臣方の西軍が負けると、玉造の武家屋敷から人がいなくなるという悲しい運命をたどることになる。歴史の有為転変を感じながら歩いてほしい。

仁右衛門町の名残がこんなところに
仁右衛門町の名残がこんなところに
紀伊国町の旧町名を残す
紀伊国町の旧町名を残す
公園の名前の中に残っている
公園の名前の中に残っている

マリア大聖堂の南側に郵便局がある。正式名は大阪玉造二郵便局だが、紀伊国町にあったから通称「きのくに郵便局」。こう呼ぶのは年配者だけになった。

 


第2回は「徳川方の戦跡をめぐる」。

まず、生野区にある御勝山古墳めざして歩く。冬の陣で徳川秀忠の陣所が置かれた場所で、戦勝を祈願して、御勝山と名付けられたという。そして、大富豪・木村権右衛門邸跡や、日本最古の橋ともいわれ、鶴橋の由来となった「つるのはし」跡などめぐって行く。

関連記事 千田嘉博さんインタビュー「真田丸」最新研究(弐

 

3回は「大坂城惣構(そうがまえ)の南堀跡をめぐる」

玉造から上町、谷町、そして末吉橋へと、上町台地を横断していく。

豊臣大坂城の一番外側は惣構で守られていた。北は旧淀川、東は猫間川、西は東横堀川の川で守られ、南は人工の堀を惣構にしていた。南惣構が一番守りが弱いため、大阪冬の陣では、ここを守るため、真田幸村が「真田丸」を築き、攻防戦を繰り広げた。

このコースでは、真田の抜け穴がある三光神社に立ち寄り、豊臣大坂城の南惣構をたどって行く。ゴールの末吉橋は西惣構堀の東横堀川との交差点にある。

関連記事 三光神社と真田幸村 三光神社の真田まつり 大坂の陣で徳川方が埋めた堀を発掘する  千田嘉博さんインタビュー「真田丸」最新研究(壱) 江浦洋さんが考える「真田丸」とは

「真田丸はどこにあったか?」地元を調査して歩く

 

第5回は豊臣城下町天満、第6回は夏の陣戦跡めぐり。

第4回は番外編。秋から始まったNHK朝ドラの主人公「リタとマッサン」が住む帝塚山をめぐる。

 

第5回は「秀吉が建設した天満城下町をめぐる」。秀吉は大坂城下町を築く際、天満に本願寺を招いて寺内町として開発した。天満は上町・船場と並んでにぎわった。町に残る史跡をたどる。

 

第6回「夏の陣の激戦地天王寺」では、柴田勝家とお市の方の墓碑もある天鷲寺(てんじゅうじ)を訪ねたあと、夏の陣ゆかりの地へ。幸村が伏兵を置いて出撃させたと伝えられる庚申堂、そして真田軍が本陣を置いた茶臼山、さらに徳川方の討ち死にした大名を祀る一心寺へ。ラストは幸村最期の地である安居神社で締めくくる。

 

申込みは、6回すべて参加できる人を条件に、103日まで往復はがきで受け付けている。

【申込方法】往復ハガキに住所・氏名・電話番号、返信用の宛名(住所、氏名)を明記のうえ、〒540-0006 中1-1-35アネックスパル法円坂6階 大阪文化財研究所リレーウォーク係へ。1通で2名まで。

【申込期間】103日(金)まで(必着)

【参加費】各回300

【定員】200名。応募多数の場合は抽選

【時間】各回共通

受付9001000

解散1200頃。雨天決行

【問い合わせ】Tel06-6943-6833リレーウォーク実行委員会

画像をクリックすると拡大します
画像をクリックすると拡大します

 2014910

Copyright(C)2014 copyrights.tama-tsukuri.info/All Rights Reserved 

玉造の最寄駅

JR環状線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造元町1-40

地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造本町1-2

「真田丸」はここだ! 玉造地図

大阪歴史博物館が推定した真田丸跡をめぐりながらお店めぐりも。

愛用のカメラとICレコーダーです
愛用のカメラとICレコーダーです

玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。