上川隆也主演の舞台「真田十勇士」

10月4日の公演に行ってきました

脚本・演出・キャストの3拍子揃った感動作

鳴り止まぬ拍手、20分続いたスタンディングオベーション

 

 103日~5日梅田芸術劇場で上川隆也(かみかわたかや)主演「真田十勇士」が上演され、4日夜の部を見ました。

 

 脚本と演出がすばらしい。史実が3、あとの7は創造による物語ながら、肉付けがしっかりしています。徳川家康が「太平の世を100200年作っていくためには、豊臣には滅びてもらわなくてはいけない」と言う言葉に、幸村は納得しながらも、父・昌幸の遺言どおり豊臣のために最後まで戦います。敵対する忍びの者同士の恋あり、豊臣秀吉の隠し子の出現あり、十勇士の巧みな計略など、盛りだくさんのエピソードが大団円にむかって結実します。

 

 ラストは、中島みゆきの主題曲が大音量で流れる中、幸村が死闘を繰り広げ散っていく姿にジーン。

 

 上川隆也の真田幸村はさわやかでカッコよかったし、里見浩太朗の徳川家康はさすが時代劇のベテラン、貫禄がありました。賀来千香子の凛とした淀君も忘れがたい。

 カーテンコールが延々30分近く続き、途中からはスタンディングオベーション。拍手が鳴り止まないほどの感動の舞台でした。

 

 「大坂の陣」については、わかりやすく描かれており、「真田丸」で勝利するものの、和睦のあと、惣構えや三の丸・二の丸の堀が埋められるなど、「冬の陣」もしっかり押さえられていました。

 

 東京公演でも人気が高かったようで、この舞台がDVDになって来年3月発売され、さらに時代劇チャンネルでも放映が決定しています。

たくさんの方に見てもらい、ぜひとも玉造に来てもらいたい!

 


舞台「真田十勇士」は赤坂ACTシアター5周年シリーズとして企画されたもの。

脚本は劇団☆新感線の座付作家の中島かずき。

演出は読売演劇大賞最優秀演出家賞などを受賞している宮田慶子。

主題歌は中島みゆき「月はそこにいる」。

配役、真田幸村に上川隆也・猿飛佐助に柳下大・徳川方の忍者&お茶屋の娘に倉科カナ・淀君に賀来千香子・徳川家康に里見浩太朗ほか。

 

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最新情報

2015年1月~2月再演決定!

  1月8日(木)~25日(日) 東京・赤坂ACTシアター

  1月31日(土)~2月1日(日) 名古屋・中日劇場

  2月5日(木)~8日(日) 大阪・梅田芸術劇場

  2月13日(金)~15日(日) 福岡・キャナルシティ劇場

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感動必至

おすすめします!



再演を前に上川隆也さんが幸村を語る

幸村は「完成していなかった男で、それが魅力」だと気づいた。青さや若さが見えるからこそ十勇士がフォローする図式があった。血盟のようなものだったのでは」とみる。一方、里見(浩太朗)が演じる徳川(家康)は「足りないところの少ない男」。対照的な存在だ。

朝日新聞2015年2月上川隆也さんインタビュー.pdf
PDFファイル 1.4 MB

上川隆也さん、三光神社を参拝!

 なんとなんと、真田幸村を演じた上川隆也さんと、家臣の望月六郎役の植本潤さんが三光神社に来られていました。

上川さんと植本さんと三光神社宮司の小田さん親子
上川さんと植本さんと三光神社宮司の小田さん親子

 三光神社の禰宜さん、小田則弥さん(写真の一番左)の話によれば、「上川さんはすごいイケメン。声がよくて、礼儀正しく、好感度バツグンだった」そうです。

 この写真を撮影したあと、4人は安居神社へ移動。BS宣伝用の撮影のため、小田さん親子にもセリフがあったそうですが、則弥さんは「かんで、失敗ばかり。何度もやり直しをした」と言います。

2014年新春、もうひとつ「真田十勇士」が登場

新春、日本テレビ開局六十年特別舞台「真田十勇士」が登場

 

 上川隆也主演の「真田十勇士」は幸村と家康を軸にしたストーリーであるのに対して、新春から上演される「真田十勇士」は猿飛佐助ら十勇士を中心に据えた物語です。

 17日~22日、東京・青山劇場で上演。

 27日~19日、大阪・梅田芸術劇場。

 脚本はマキノノゾミ、演出は堤幸彦。

 配役は猿飛佐助に中村勘九郎・霧隠才蔵に松坂桃李・真田幸村に加藤雅也・淀殿に真矢みきほか。


中村勘九郎・松坂桃季主演の「真田十勇士」

2月18日の公演に行って来ました

人気スターの共演が話題に

ギャグ満載、おちゃらけと笑い

後半はドンデン返しで大逆転

 

  日本テレビ開局60年・読売テレビ開局55年の特別舞台「真田十勇士」が2月7日~19日まで大阪の梅田芸術劇場メインホールでありました。猿飛佐助に中村勘 九郎、雲隠才蔵に松坂桃季、今をときめく若手2大スターが共演。さらに、比嘉愛未・福士誠治・加藤雅也・真矢みきなど、有名どころの役者が多数登場していることで話題を集めた舞台でもあります。

 2月18日の公演に行くと、半数近くが若い女性。

 

梅田芸術劇場内のパネル前。そのパネルが左の画像
梅田芸術劇場内のパネル前。そのパネルが左の画像

 

演出は、笑いいっぱい、軽やかなのが特長。おちゃらけとも見えるオーバーな演技や、ギャグや流行語満載のセリフ。さらに、歌舞伎の猿之助ばりに宙を駆け巡り、忍びの者らは体操選手のようなアクロバットを見せます。

 

 また、脚本は史実にまったくとらわれない。たとえば真田幸村の描き方は、世間で言われるような戦略家などではなく、茶の湯をたてて静かに暮らしていたいだけの小心な武将。ところが、男前のため、淀殿にひと目惚れされ、寝所で誘惑されるという受難に見舞われます。「大坂冬の陣」で出城“真田丸”を築くのは、佐助と才蔵のアイデアで、幸村本人はなんの戦略もなかった…といったふう。

 

前半は、時代の背景を説明したり、真田十勇士がいかに結成されたかの経緯を追うため、いささか物足りない展開。

しかし後半、ドラマは緊迫感を高めてきます。家康本陣に迫るも、幸村・大助親子は無念の死を遂げます。一方、大坂城は徳川軍に攻め込まれ、生き残った十勇士5人は秀頼・淀殿を火薬蔵にかくまう。一刻を争うときに「大坂の陣」の内幕が明かされます。

 

 この合戦はそもそも徳川家康と淀殿が裏取引して起きたものにほかならないというのです。豊臣VS徳川という構図を作り、徳川に対して不満を持つ武将を一掃するための家康の策であったと。「豊臣には負けてもらうが、代わりに秀頼の命は助ける」という家康の言葉に、淀殿が一も二もなく乗ったのです。


才蔵が「この女のせいで幸村殿は命を落とした」と淀殿に刀を向ける。それを阻止する佐助。佐助は幸村に「秀頼様と淀殿を頼む」と託されていたからです。

佐助と才蔵が斬りあい、味方同士が互いに殺し合い、全員が朽ち果てる。陰で一部始終を見ていた、敵の徳川方指揮官が嘲笑いながら、死体を残して去っていく。

ありえない結末に客席は茫然…。

舞台に長い間合いが。

すると、佐助が起き上がり、続いて才蔵、続いて淀殿、秀頼が起き上がり…。

えっ、どういうこと?

 全員死んでなんていなかった。皆で大芝居を打ったのでした。

あれっ、これって、どこかで見たことがあるようなストーリー…。そうだ、アメリカ映画の名作「スティング」、まんまとだまされ、ハッとして、ワッと笑ったあの映画。そのクライマックスと同じ仕掛けとも気がつかず、だまされた!

「たくさんの人を死なせたのは自分の罪」と淀殿は望んで大坂城で自害します。秀頼は…、実は火薬庫にいたのは影武者、本物の秀頼は眠らされて長持ちの中。そのまま船で十勇士らと薩摩に逃げ落ちるところでエンディング。

 最後は手に汗握る大波乱。拍手喝さいで幕が下りました。

 中村勘九郎のひとり舞台。松坂桃季はちょっと影が薄かった印象。十勇士のドラマにしては、十人の団結が描ききれていなかったのが残念。


 個人的には、上川隆也主演の「真田十勇士」に軍配をあげたい。十勇士がひとり、またひとりと死んでいくところでは心がちぎれる思いでした。

 

「玉造 幸村ロード」では「真田十勇士」が出迎えてくれる。十勇士に興味を持たれた方はぜひ玉造へお越しください。

 

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「真田丸」はここだ! 玉造地図

大阪歴史博物館が推定した真田丸跡をめぐりながらお店めぐりも。

愛用のカメラとICレコーダーです
愛用のカメラとICレコーダーです

玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。