ひがしなり街道玉手箱2013

開催は11月3日4日の2日間

スケールも楽しさも大幅アップ

 

東成区の大型イベント「ひがしなり街道玉手箱2013」が1134日に開かれる。パレードや、グルメのうまいもんめぐりが楽しめ、メイン会場となる区民センター大ホールでは、とって


おきの企画がぎっしり。また、玉造・今里・神路・深江のエリアでも、趣向を凝らした催しが予定され、東成全域がお祭り一色。2回目となる今年はまさに、開けてびっくりの2日間となる。2013年10月6日取材)

 

キックオフミーティング 1部は報告会
キックオフミーティング 1部は報告会
お宝マップの片面
お宝マップの片面
お宝マップ 左)の裏側
お宝マップ 左)の裏側

 開催1ヵ月を切った106日の日曜、新深江の婦美会館で関係者70名が集まり、詳細の報告と交流会「キックオフミーティング」が開かれた。

この日、完成したばかりのリーフレット(以下、お宝マップ)やポスターが配られ、全員がお宝マップを食い入るように見ていた。

 

 企画担当・運営責任者が前に立ち、説明と報告を行っていく。約1時間半、切れ目なく報告が続く。これを聞いているだけで、今回のパワーと熱気がひしひしと感じられる。

 

 最大の見どころは街道パレードと

 メイン会場の区民センター 

 

今年の「ひがしなり街道玉手箱」の見どころのひとつは、3日に行われる街道パレード。今年は玉造と深江の2カ所から出発する。

 玉造出発のパレードは大阪ジュニアバンドが先頭に立つ。一方、深江出発は大阪チャチャチャバンドや八尾河内音頭の一行、突然ダンス隊フラッシュ・モブなど、80メートルにおよぶ長い行列になりそうだという。

2つのパレード隊は今里で合流したあと、ゴールの今里新橋通商店街をめざす。到着を待ち受けるのは阿波踊り。関西各地の6連から総勢110名の踊り子が繰り出し、パレード隊も見物人も“えらいこっちゃ”の渦に巻き込んでしまおうという“たくらみ”だ。

 

昨年の街道玉手箱
昨年の街道玉手箱

昨年の玉手箱
昨年の玉手箱

もうひとつの見どころは、今年初めて登場するメイン会場の東成区民センター。大ホールのステージではコンサートやダンス、バレエ、ライブなどが行われ、同時に、似顔絵を描いたり、キャンドルや石鹸作り、アニメ工作などのワークショップが開かれ、出張相談会やマーケットなどのブースも並ぶ。親子で遊べる催しがふんだんに用意されている。

 

  

  また、東成全域をめぐりながらグルメを楽しめる「街道はしご酒」も人気を集めそう。参加バッジを500円で購入すれば、24店が用意する特別メニューを注文できる。千円相当のメニューがワンコイン500円で食べられ、とってもお得。玉造からも6店が参加している。

 

東成全域でイベント開催

玉造駅前の公園でフェスティバル  

 

  各エリアでも祭りやイベントが行われる。深江では歴史文化まつり、神路ではクラフト・バザールやアニメ上映会、今里はフォークのライブやアトリエイベント。

また緑橋では昭和アート展、中道ではハミングベル文化祭、玉津では落語シアターといったように、この期間、東成全域がお祭りムード。盛り上がること必須だ。

 

玉造ではJR玉造駅東側、東小橋北公園で「4回玉造ふれあいフェスティバル」が、そして百年長屋で「寄席小屋たまてばこ」が開かれる。(詳細を読む

 

町内会が参加、ママさん広報部隊も活躍

地元力の高まりが今回の大きな収穫

 

第2部懇親会 頑張りましょう!の乾杯
第2部懇親会 頑張りましょう!の乾杯

  東成には2007年から始まった「街道フォーラム」「東成歴史文化まつり」というイベントがあった。その催しを再編集して、中身も名前も企画メンバーも刷新して、昨年からスタートしたのが「ひがしなり街道玉手箱」だ。

 

実行委員長の藤田ツキトさんによれば、

「玉手箱を立ち上げた第1回の昨年は、地元の方々の協力をどうやって得ればいいのかわからずにいました。それで、外の地区からイベントの応援を頼み、集客も地元以外の方々を見込んでいました。結果、評価もそれなりに得られ、手ごたえもありましたが、一番の反省点は、地域を巻き込めなかったこと。第2回の今回は、地元参加を高めること、これをひとつの目標にしました」 

 

  キックオフミーティングに参加した面々を見ると、町内会のおじさんや子ども連れのママなど、顔ぶれも年齢層も幅広く、実に多彩。

 しかも、2つの町内会と、地域活動協議会2つが今回初めて参加する。さらに、ママさん広報部隊が協賛を募って歩き、地元の商店・企業・団体90社から140万円の協賛金を集めるなどの快挙も遂げた。地元参加が格段と増えたのは確実だ。

 

 また、広報活動にも一層の力をいれている。東成を舞台にした、東成区民のためのイベントであると住民に広くアピールし、たくさんの参加を呼びかけている。

 

 

団結力バツグン、2013企画チームの皆さん

写真左から大田智史さん(東成区・神路勤務)/tori29 トリニクさん(東成区・今里在住)/澤井将至さん(区外在住・勤務)/竹村朋子さん(東成区・玉造在住)/藤田ツキトさん(東成区・今里在住)/伊藤寿佳子さん(東成区・玉造在住)/徳永慎市さん(東成区・深江橋在住)

 

 

せまい町にたくさんの住民

玉手箱が町をまとめるエンジンにな~れ!

 

 「東成は、人口密度では全国市区町村の中で第11位らしいです。つまり、狭い場所にたくさんの人が住んでいる町だということです。ところが、東成には名所もなければ、広場もない。でも、昔からの仕組みがしっかり町に残っているんです。町の力を玉手箱に取り込んでいき、玉手箱が東成をひとつにまとめるエンジンになればと願っています」と藤田さんは締めくくる。

 

 「ひがしなり街道玉手箱2013」は玉手箱の中に入りきれないほど、たくさんの企画が出揃った。

キックオフミーティングの報告者のひとりは「他の地域の方々から『東成は元気だね』とお褒めのことばをもらいました」と言う。このミーティングに来てみて、東成の元気さが確かに実感できた。

1134日が待ち遠しい。

 

東成は台風の目になれ!

まわりの町や区も巻き込んでほしい

 

最後に個人的な意見をひと言。

東成のこのにぎわい、東成だけで終わらせるのはあまりに惜しい。まわりの町々にもこのにぎわいをお裾分けしてもらい、天王寺区や中央区、城東区や生野区も一緒に盛り上がれないものだろうか。

 

わが町・玉造は環状線の東側が東成区。西側は天王寺区と中央区といったように3つの行政区にまたがる。東側の玉造が「街道玉手箱」でどんちゃんお祭り騒ぎをしているときに、西側は静まりかえっていることになる。西側の玉造も協賛させてもらってはどうだろう。

 

反対の立場になったとき、たとえば天王寺区や中央区側がにぎわうことがあれば、東成区にも声をかけよう。来年再来年、天王寺区は「大坂の陣400年」プロジェクトで盛り上がる。来年秋は真田幸村が真田丸を築き勝利した「大坂冬の陣400年」に当たり、天王寺区側の玉造にスポットが当たる。「ひがしなり街道玉手箱」と連携し、「玉手箱」を開ければ「大坂の陣」、そんな構図が実現すれば、玉造は2倍3倍盛り上がるはず。

 

大阪市は民間から区長を選び、24区それぞれの個性を引き出そうとしている。その方法のひとつとして、区長を競わせ、区の発展を図ろうとしている。

しかし、慢性不況といわれる大阪に今必要なのは競争より協力。区の壁を取っ払い、成功事例を分かち合い、いいものを互いに共有し合い、大阪全体みんなで盛り上がっていこうという気持ちが求められていると思う。

東成の皆さん、東成からムーブメントを起こし、「核」となって、周りの町や区を巻き込んでくれませんか。「協力」の道が開ければ、玉手箱のパワーはもっともっと大きくなっていくでしょう。

24区それぞれが「相乗り」を喜んでしあえる、やわらかな関係が築ければと願っている。

 

2013年10月6日取材)

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「ひがしなり街道玉手箱」への問い合わせ
070-65490585 infokaido-tamatebako.net

 

「東成は台風の目になれ!」の意見に対して、

街道玉手箱の企画チーム、実行委員長の藤田ツキトさんは…続きを読む

 

玉造の最寄駅

JR環状線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造元町1-40

地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造本町1-2

「真田丸」はここだ! 玉造地図

大阪歴史博物館が推定した真田丸跡をめぐりながらお店めぐりも。

愛用のカメラとICレコーダーです
愛用のカメラとICレコーダーです

玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。