第1回「もりのみやばる」

5月17日18日土曜日曜の両日開催

おトク感満載、玉造と森ノ宮、地域横断プランに評価の声

 

「可笑的花」の店主、工藤和美さん
「可笑的花」の店主、工藤和美さん
「可笑的花」のライブ演奏
「可笑的花」のライブ演奏

 5月18日午後4時、私は参加店のひとつ、玉造2丁目の中国茶専門店の茶藝館「可笑的花(オカシナオハナ)」にいた。4時からギターの弾き語り演奏が始まった。店内は満席だ。

プロをめざす渡さんが「イエスタデー」「イマジン」や、童謡の「ふるさと」など6曲を披露。演奏の合間に世界一周旅行の体験をおもしろおかしく語るのを、中国茶を飲み、点心を食べながら、楽しく聞いた。

同じテーブルには緑橋から来たカップルが。「この機会に玉造の店をめぐれて、うれしい。前から気になっていたこの店に来られたのも『もりのみやばる』のおかげ」と気さくに話す。ばる参加店の整骨院で“すっきり小顔 リフトアップ”を体験してきたという話に思わず食いつき、盛り上がった。

 


上)レストラン「リール」入り口にはポスターが。 右)「リール」のばるメニュー。

 


 同じ玉造2丁目にはフレンチレストラン「リール」がある。ここから出て来た家族連れは「すごいお得な内容。グラスワインとオードブルで普通なら1500円ぐらいはしそう。雰囲気もステキで、スタッフさんも親切。気に入りました」と満足げ。

 

玉造から遠征して森ノ宮にうどんを食べに行った男性は、思わぬ出会いがあったという。「『ぺこぺこ』さん、いっぺんにファンになった。すごいボリュームで、味もいいし、ご主人がにこにこしていて、感じがいい。別メニューを食べに、もう一度行きたい」と喜びに満ちた顔であった。

 

一方、迷ったけれどチケットを買わなかったという人も。「参加店が少なめだし、行きたいと思う店は遠すぎる…」。

 

課題は残ったものの、第1回「もりのみやばる」は、参加者から好評の声が多く聞かれた。4つの区を横断した隣町めぐりは好奇心を高め、新しい出会いをもたらしたといえよう

 

 始まりは城東区の街バルから、地域を超えて発展中

「もりのみやばる」を企画運営しているのは、城東なまちおこし計画COSMO(コスモ)という会社である。去年春に創業、城東区の活性化と魅力ある街づくりのために、イベントや街バルを行っている。

すでに蒲生四丁目や関目・野江、鴫野(しぎの)といった城東区で街バルを立ち上げ開催している。ところが、隣町の鶴見や森ノ宮からも「ばる」要望の声があがったため、それに応える形で、「いまふくつるみ」や、今回の「もりのみや」ばるを開催することにしたという。同社では、バトンを渡すように、町から町へとばるを開いていく「街ばるリレー」を展開している。

実行委員の皆さん。後ろ左が中田さん、ひとりおいて高橋さん
実行委員の皆さん。後ろ左が中田さん、ひとりおいて高橋さん

 COSMOのスタッフ高橋瑞邦(ずいほう)さんは「各地でばるが開かれていますが、集客については観光型と地域密着型にわかれています。100店が結集し大阪市内最大といわれる野田福島は観光型の典型。外から人を呼び込み、その日1日にぎわい盛り上がります。一方、われわれがめざしているのは、地元の店と地元の方々を結びつける地域密着型集客数は観光型と比べるとわずかかもしれませんが、地域を盛り上げていくための足がかりとなるイベントです」と話す。

 

われわれは案外、近くの店に行ったことがなかったりするものだ。毎日見ていながら、入ったことがないといったケースはよくあることだ。チケット1枚で気軽に入れる街バルは新しい店を知るための絶好の機会であり、また店側からすれば、新規顧客開拓のまたとないチャンスとなる。

 

しかし、COSMOは、ばる開催にそれ以上の期待と夢を持っている。

スタッフの中田悠太さんはめざすところをこう語る。「地元の若い人たちに実行委員会に加わってもらい、企画運営の活動を通して彼らの新しい仕事を生み出していきたいと考えています。たとえば、参加店をお世話する中で、チラシやショップカード、ホームページを作らせてもらったり。あるいは、イベント期間中に、空き店舗でチャレンジショップを開いて起業の体験をしてもらったり、また演奏など得意分野を披露し、自身を売り込んでいただいたり、若い人の雇用生むエンジンをめざしています

ばるは各地域ごと1年に1回から2回予定している。根付いてくれば、徐々に成果が上がるだろうと期待をかける。

 

「もりのみやばる」、次回はいつ? 

「店主の皆さんの意見を伺ってから、次回開催を決めたいと思っていきます。主役は地元の皆さんですから」。

「お店のオーナーさまや店主さまには、ばるは顧客の新規開拓だけを目的にしているのではないとお伝えしたい。ばるを開催することで、店主さん同士の交流が盛んになり、互いの店を紹介しあったり、イベントをコラボで開いたり…。連携が深まっていけば、新しい夢を持ってお商売していただけるはず」。

 

どうやら、ばるには計り知れない効果があるようだ。COSMOは各地の実践で、それを証明していこうとしている。険しい道だろが、主催者の意気に期待したい。

 

 COSMOの次回イベントは9月上旬「城東な夏2014」。

 

【問い合わせ】城東なまちおこし計画COSMO

お問い合わせ Tel 070-5269-3455

公式サイト http://www.jotonamachi.jp/

 

関連記事 玉造Newsニュース2014

2014年5月18日)

Copyright(C)2014 copyrights.tama-tsukuri.info/AllRights Reserved

玉造の最寄駅

JR環状線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造元町1-40

地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」

大阪市天王寺区玉造本町1-2

「真田丸」はここだ! 玉造地図

大阪歴史博物館が推定した真田丸跡をめぐりながらお店めぐりも。

愛用のカメラとICレコーダーです
愛用のカメラとICレコーダーです

玉造イチバンの管理人です。私は玉造で生まれ育ち、今も玉造に住んでいます。たくさんの方に玉造を知ってもらいたく、2013年2月にこのサイトを立ち上げました。玉造を盛り上げる情報を発信していきたいと思っています。